2013/11/23 Sat. 21:11 [アラタカンガタリ~革神語~]
六ノ鞘アメエノに囚われた革を救うべく
アメエノ領へと乗り込んだカンナギ達、
しかしそこまで待ち受けていたのは
アメエノの神意で視界を奪われ力に恐怖し
アメエノに従う多くの民であった。
そんな民を何とかし、アメエノの視界も奪うべく、
カンナギとヤタカはそれぞれアメエノの属鞘を倒す方へ移り、
コトハ達は先に革が囚われてるところへ向かい別れて…
-- 続きを読む --
さて、3手に分かれて行動をするわけになった訳ですけど…
まあカンナギは単純に民を蹴散らして属鞘のところ向かい、
ヤタカの方は戦わずにスルーして向かうんですね。
まぁ、ヤタカの性格的にそういうのは
カンナギの担当とか思ってるんでしょうけど。
まあ民の暴徒を止める以外に属鞘を倒す事は
アメエノの視界を奪う可能性だってあるわけですしね。
とは言え、あのアメエノが属鞘全員倒したところで
戦力が低下するとも思えないですけど。
なんせ相手は力にものを言わせるアメエノ、
属鞘の力がなくなって視界が悪くなったらなったで
全体攻撃とか周囲のもの全て破壊すれば良いとか考えるでしょう。
さて一方のコトハ達は暴徒達を掻い潜り身を隠して進んでますけど…
アメエノ領の事を良く知ってるナサケに、
ピンチな状況でも簡単に動じないミクサはともかく、
非戦闘キャラでアメエノ領に詳しくもないコトハには
精神的にかなりきついんですね。
精神面で強いとはいえ、視覚がどんどん奪われてく
のを進むに連れて実感するというのは
かなり精神をすり減らしてもおかしくないです。
何より、革の元に辿り着いたとしても
その時、コトハの眼に革が写るかもわからないですし、
そういうのも考えると精神力が強くても
頭がおかしくなっちゃいそうなのは無理ないです。
さて一方、民の包囲網を掻い潜ったヤタカは
アメエノの属鞘とついに衝突して…
って敵の神意を喰らったらヤタカの
見える光景が首都の儀式の間に?!!
それが劍神「目夷(メルエ)」の神意!!!
攻撃を与えた相手に別の場所の視界を見せる力!!
これはまた別の意味で厄介な力ですね。
幻覚系の一種でしょうけど幻覚系と違うのは
別の場所の景色が眼に写るだけで
見ている景色は幻じゃなく本物という事です。
幻なら割り切る事も可能ですけど
今、いる景色じゃないものの本物となると
そう割り切るのも簡単じゃないです。
何より儀式の間には秘女王キクリが眠りについている、
ヤタカが観るにはいささか酷な景色ですから…。
それに違う景色を魅せてるだけで瞬間移動したわけじゃないです。
上手く使われたら視界に惑わされ転落とか十分に…
でも、そんなヤタカを救ったのは他ならぬ秘女王、
秘女王にとって十二神鞘は裏切り者ですけど、
彼女はやはり彼らを憎んではないんですよね。
それどころか昔の恋人だったヤタカを心配までして、
敵の神意で自分のいる景色を見せられピンチになってる
ヤタカに天通力でダメと即座に伝えるとは…。
やっぱりヤタカはまだ死んでも降ってもダメです。
やっぱりヤタカには首都まで共に行き、
今度は敵の能力で見せられた景色じゃなく、
ちゃんと自分の足で彼女の元へ着かないとです。
そしてアメエノの属鞘は1番やっては行けない事をしましたね。
確かにヤタカに自分達が手にかけた愛しの人の
光景を見せる事は彼を動揺させ倒す作では絶好です。
でも、それは同時にヤタカにもう1度、
自分で秘女王キクリの元にたどり着かなくてはと
再度決意させるにも絶好の技でもあるんです。
間違いなくここからの戦いは今まで以上に強いヤタカが…
って劍神を急にしまいました?!!
確かに瘴気で神意が使いづらいですけど
しまったりしたらさらにピンチに…
ってあのヤタカが体術?!!!!
カンナギや亡きアカチなどはわかりますけど、
あのヤタカがまさか?!!!!
そりゃ神鞘ですし多少は体術の覚えがあっても
不思議じゃないですけど野蛮な戦いは
好きじゃない男ですよ?!!
そのヤタカが体術を主軸に戦うって!!!
でも空圧で触れずに飛ばすって言うのはヤタカにはぴったりです。
これなら相手に触れず戦えるので野蛮とか
汚いものとか触れたくないヤタカでも戦えます。
まあそれでも野蛮と思ってるから今まで使わなかったんでしょうけどね。
でも、もうそんな悠長な事言ってる気もないのでしょう。
時間は刻一刻とキクリの命を奪っていく、
今はもう野蛮とかそういってられないと思いますから。
これなら属鞘の方は大丈夫ですね。
さて暴徒の視界がなくなった事でコトハ達の危機は脱したわけですけど…
もうコトハの方は完全に精神が不安定ですね…。
ミクサの方はコトハほどではないにしても表情から
辛いのはわかりますし、今頼れるのはナサケだけでしょう。
アメエノの宮城には着きましたし、
此処から先はナサケに全てかかってると言っても過言じゃないです。
-- 続きを閉じる --
スポンサーサイト
[edit]
△