アラタカンガタリ〜革神語〜第212話「絶望」感想

アメエノとイキスの六ノ鞘同士の戦い、
それはあまりにも一方的な戦いだった、
イキスの攻撃をものともせず一方的に追い詰め
攻撃を仕掛けるアメエノ、そんなアメエノは
イキスの鬼の鎧を力尽くでこじ開けて…
さて前回圧倒的力で一方的にイキスを追い詰め
ついにイキスの鬼の鎧さえをはがしてしまったアメエノ、
そんなアメエノに対しイキスは
すでに戦意を喪失、恐怖しかないようで…
この一方的な降し合いから革もイキスを
助けに入る気ですけどそれ以上にアメエノの力が圧倒的で
革達も助けに入ろうにも動けないのが現状とは…。
この状況、かつてアカチがオヒカを降した時と似てます。
オヒカと違いイキスには好印象ない革ですけど
助けたくても助けらない圧倒的な差というところは似てます。
しかしここまで来るとイキスが…。
今までやってきた事は許せる事じゃないですけど
仲間だったはずのアメエノに奇襲され都は壊滅、
自身もアメエノの一方的な力の前に敗れ、
自分を守ってくれた別人格マチルドも先の戦いで
完全に消滅したみたいでここまでやられると…。
さてアメエノに自身の鬼神である「目賭(メグド)」に
降る事を持ちかけられたイキス、
もう選択肢は1つしかないでしょうね…。
もしここで降らなかったら待つのは死のみでしょうし…。
そんなイキスの脳内に浮かぶは現実世界にいた時の走馬灯、
マチルドという名は元々は母親の名っぽいですね。
でも母親にも愛されず泥まみれの生活を送っていたとは…。
前回の父親らしき人物の虐待といい親から
ひどい仕打ちを受けていたんですね…。
おそらくマチルドという別人格はイキスが自分自身を守る為、
そして理想の母親を求めた結果なのでしょう。
イキスからしたら本当の母親は母親じゃなく
自分を守る為に生まれたマチルドの方が母親なのでしょうね…。
そしてついにアメエノに降る事を選んだイキス…。
ここまで来るとさすがに可哀想過ぎますよ…。
全てを妥協し1つしか選択肢がない中で降った事、
それも一方的な力の前で…。
さてそんな一方的な力でイキスを降したアメエノに対し
革は憎しみから門脇を降そうとした自分と重ねたみたいですね。
セオが見せたかったものはこれでしょう。
おそらくセオは最初からこうなる事がわかってたのでしょう。
確かにカナテの事で憎しみに取り憑かれ道を完全に踏み外したら
革も第2のアメエノになっていてもおかしくないです。
アメエノの一方的な力はまさにそれですし…。
さて一方の浮舟内の門脇は完全な鬼化の力に
魅入られ始めてるみたいですね。
確かに逐力の鞘である以上、時間と共に
鬼に魅入られていくでしょう。
でも今の門脇を見ている限りでは完全な鬼へは
まだまだかかると思います。
その理由は今の門脇には憎しみとかがないから、
今の門脇を突き動かすのはより高みを目指す事と
革を自分の手で降す事、
かつての憎しみという感情よりとにかく革に勝ちたい、
純粋に強さを追い求めるタイプとなってますから。
その行き着く先はたとえ鬼でも迷いがなさすぎて
そして負の感情も今は薄れている分、
力こそつけてもかつてのように
憎悪があるわけではないですから。
憎悪が薄れてる今、どんなに吹っ切っても
完全な鬼へとなるのは時間がかかります。
もっとも負の感情を高められたり
自ら負の感情を求めたりしたら加速するでしょうけど。
さて一方、イキスを降し革達にも牙を向けるアメエノですけど…
ってここでダウンしてたナサケが復活?!!
でもアメエノの力は圧倒的で
一属鞘であるナサケが参戦したところで…
ってナサケがアメエノの息子?!!!
えぇぇぇええ?!!!!!
あの父親からこんな可愛い男の子キャラが
生まれるってマジですか?!!!!
もうすごく衝撃的なんですけど!!!

でもナサケはアメエノの息子という事で
ナサケのアメエノに対する発言の真意が見えてきたと思います。
まず革にアメエノを降してほしいと頼んだのは
間違いなく変わってしまった父親を戻してほしいからでしょう。
ナサケがアメエノの息子ならアメエノが見えてないのは
眼ではなく心というのも説明がつきます。
おそらく鬼と化す前までは普通の良い父親だったのでしょう。
でも憎しみとか力にとらわれ自分の知ってる父親は
変わり果てて今のアメエノと化してしまった、
アメエノに対しての憎しみは
変わってしまった父へのいら立ちからでしょう。
それならアメエノが出現した時にナサケが
怒りに任せて突っ込んだ理由も説明がつきます。
おそらくナサケは今の父親は許せない相手、
でも心の奥には元の父親に戻ってほしい想いがあるのでしょうね。
ナサケの発言から興ざめ発言して撤退したアメエノですけど
これはナサケの為にも革にはアメエノを変えて
彼の心を変えた上で生命を預かってほしいです。
今のままじゃアメエノを倒したとしても
ナサケもアメエノも誰も救われないですから。
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アラタカンガタリ~革神語~
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Comment

アメエノが天和国に来てから
ナサケが生まれたとなると
色々面白く感じます。
  • 2013⁄07⁄08(月)
  • 22:44
  • [edit]

Re: タイトルなし

> アメエノが天和国に来てから
> ナサケが生まれたとなると
> 色々面白く感じます。
う〜ん、個人的にはナサケもアメエノ同様に
現代から来たと思います。
  • 2013⁄07⁄18(木)
  • 21:13

読み返しても、イキスが嗅覚を失っている描写はないので、代わりに解離性同一性障害がキクツネ達の障害と同等だと思います。
彼の人格についてですが、「マチルド」は父親らしき人物の虐待から自信を守るために生まれた人格で、攻撃的なのはそのせい。当初の女性的でおっとりな性格の「イキス」は娼婦だと思う母親に対して生まれた人格で彼にとっては理想の母親だと感じます。
  • 2013⁄08⁄18(日)
  • 01:16

Re: タイトルなし

> 読み返しても、イキスが嗅覚を失っている描写はないので、代わりに解離性同一性障害がキクツネ達の障害と同等だと思います。
> 彼の人格についてですが、「マチルド」は父親らしき人物の虐待から自信を守るために生まれた人格で、攻撃的なのはそのせい。当初の女性的でおっとりな性格の「イキス」は娼婦だと思う母親に対して生まれた人格で彼にとっては理想の母親だと感じます。
確かに言われてみれば。気づきませんでした。
攻撃的な性格はわかりませんでしたけど後者はだいたい読んでわかりましたね。
  • 2013⁄08⁄21(水)
  • 19:43

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