國崎出雲の事情 第百七十八幕「いろんな道があるでしょう!?」感想

復活狂言「花と鶴」、井神爺さんの策略によって
裏方の仕事が追いつかないまま公演開始時刻となってしまう。
しかし前もって梗子が地方の仲間に協力を要請していた事で
急ごしらえながらも無事開演できるようにはなる、
しかし急ごしらえな道具の為に扇が途中で壊れてしまう、
だが出雲は持ち前のアドリブで乗り越えて…

復活狂言編クライマックス!!!
さて前回、出雲は得意のアドリブでピンチを乗り切った訳ですけど…
って、やっぱり内心相当ピンチでしたか!!!
ですよね?!!
とっさの機転で何とかなったとはいえ、
内心は不安で仕方がなったですよね?!!!

とは言え、さすが役者なだけあって、
表には不安の色をみせない辺り、さすがです。
一方、出雲のアドリブで唖然となっていた井神爺さんですけど…
って完全に自分のやった事、
棚に上げてるんですけど!!!
そりゃ出雲はアドリブが多いですけど、
今回は完全に井神爺さんが裏方の仕事、
奪わなければする必要が
なかったアドリブですよね?!!
そして庵寿郎のツッコミに
同意してる千影審査員!!!!
千影審査員でもツッコミに
入る事あるんですね!!!

しかし、本当にわかってないですね井神爺さん。
一人よがりの芝居では次の大人数と絡むシーンはこなせないって。
出雲はアドリブは多いですけど、それは1人よがりじゃなくて、
役者も観客の事も考えてるわけですし、
結果、紗英達多くの役者達に影響与えてきたわけで、
むしろ、そこはかなり安心できるところというのに。
さて、いよいよ恋仲となった娘が鶴の精という事が
周囲に知れ渡って反対される場面へと突入して…
なるほど、花の君の家臣達は花の精に
取り憑かれるのではと危惧して花の精を
夜に抹殺しようと動くってあらすじなんですね。
そして薙刀構えた花の精出雲来ましたぁああ!!!!
序盤の初々しい生娘状態の破壊力も
半端なかったですけど、
薙刀構えた花の精姿は
凛々しくて美して
かっこいいですよぉぉお!!!!
こういう凛々しい感じも良いんですよぉぉお!!!!

しかし、このシーンは白木との対決のところですね。
あの準決勝のオーディションはこの場面のものなんですね。
しかも本番の今は白木の型も吸収して取り込んでる、
共演したり出会った仲間やライバルの演技も
出雲の中でちゃんと活きて力となってる、
それもまた出雲の強さと実力と変わるんです。
それに対し井神爺さんも焦りを見せ始めますけど、
そんな中、庵寿郎は井神爺さんにいつも戦ってばかりと語り始めて…
井神爺さんって実は1人ぼっちだったんですね…。
門下生には厳しすぎると思われ離れていってたとは…。
ただ、井神爺さんが全て悪いとも言えないと思います。
井神爺さんのような厳しさは必要とも思います。
だから離れていった門下生達については仕方ないと言えるでしょう。
でも、かつて仙を破門にした事に関しては完全に井神爺さんが悪いです。
従わないと破門にされると思ってた元門下生もいましたけど、
正確には従っても井神爺さんが見限れば相手の頑張りも
ガン無視して破門にするわけですから。
はっきり言って井神爺さんは不器用な爺さんです。
自分の厳しさに耐え切れなかった相手は勝手に出て行く、
それでも頑張ってついてこようとする者でも
見限ったらその時点で問答無用で切り捨てる、
そんな事していたら本当に誰も残らなくなります。
せめて、自分についてこようと頑張ってる役者は
見限らずにいれば後継者とか大丈夫だと思いますけど、
指導者だから厳しくするのは当然ですけど、
それと見限るのは違います。
指導者だからこそ自分に着いてこようとする役者は
厳しくするものの自ら切り捨てるなんて事したらダメなんです。
それで心折れ出て行くのなら仕方ないですけど、
仙の件は完全に井神爺さんが前もって
代役用意して残れない状況作って
破門にしたんじゃないですか。
そういうやり方は関心なんてできるはずないです。
しかし、井神爺さんは頑固です。
敵が増えようともそれが伝統を伝える者の義務と、
その一貫した考えは見事です。
でも執着するあまり見えてないものもあると思います。
さて、そんな敵意むき出し井神爺さんですけど、
庵寿郎は道は1つではないと出雲達の舞台を指さして…
ですね。相容れないから必ず敵対すれば良いわけじゃないですよね。
出雲達の演目が純愛ものだったのでそれで例えてましたけど、
そうじゃなくても良きライバルとしてとか
敵対以外の道も間違いなくあったと思います。
では、井神爺さんはどこからそうなってしまったのか?
物語は60年前へと巻き戻って…
って、庵寿郎と井神爺さんって元から
仲が悪かったわけじゃなくて、
元々は良い友で良いコンビだったんですか?!!
しかもあの井神が若い時は庵寿郎の
良き理解者だった事にも驚きですよ!!!
基本的に台本に従うとかそこは
伝統に拘る今と大差ないですけど、
庵寿郎の意見をちゃんと受け入れ、
共に頑張る感じだったとは!!!!

でも、井神屋はそれを許さなかったんですね…。
伝統に拘る井神爺さんの父と思われる人物は
僅かな資料まで用意して伝統に拘って、
結果、当時の復活狂言はチグハグの演技で終わった…
それが2人を仲違えしてしまうきっかけだったんですね…。
井神爺さんは伝統に、井神屋の鎖に呪縛されたんです。
おそらく今までの行動は伝統を守りたい以外に
井神爺さん、個人の嫉妬とかあるでしょう。
なんせ、出雲は井神爺さんが押し殺していた想い、
それをすべてもっているわけですから。
しかも、それは周囲も認める範囲のレベル、
井神爺さんが嫉妬してもおかしくはないですけど…
まさかあの井神爺さんが泣くとは…
もう、井神爺さんとは決着が着いたと思います。
あの爺さんの事ですから、まだ伝統に拘ったり、
厳しい意見とか容赦なく言うでしょうけど、
そうなっても大人げない邪魔はしなくなると思います。
井神爺さんならこれからは厳しいけど、
妨害行為とかする事はないと思いますから。
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國崎出雲の事情
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Comment

どうせなら完全に出雲を認める前に
そそのかされてまだ妨害に出るなんてのも
見たい気持ちはありますが
無理そうですかねぇ~
  • 2014⁄01⁄17(金)
  • 01:23
  • [edit]

Re: タイトルなし

> どうせなら完全に出雲を認める前に
> そそのかされてまだ妨害に出るなんてのも
> 見たい気持ちはありますが
> 無理そうですかねぇ~
まあ難しいでしょうね。
井神爺さんも性格に難ありとは言え、大御所の役者ですし、
立場的にはかなり上位のキャラなわけですし。
庵寿郎と同期ですしね。
  • 2014⁄01⁄20(月)
  • 21:41

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